主力アイテムの価値訴求にこだわれ

すべての企業において現在、収益の柱となっている商品とそうでない商品がある。その中でなくてはならない会社の大黒柱になっている商品を主力商品という。その主力商品の魅力をPRするのがチラシの役割であるが、その際、重要なのが価値を伝えることである。

価値とはすなわち商品価値のことであるが、一概に価値といってもそうやすやすとは伝わらない。というのも価格は数字で表され誰しもすぐにわかる。ところが価値は数値化しているわけではないので絵、その商品の価値が1まんえん分あるのかどうかは厳密に誰にもわからない。あくまでも価値というのは主観であり、個人によって感じ方が変わるからだ。ただ言えるのは購買行動を繰り返す商品ほど価値に対する目がシビアになってくる。しかし価値はある意味曖昧な物であるので、人によって感じ方が変わり、チラシの表現次第によって感じ方は大きく変わり、ゆえに価値は演出することにより0にも100にもなるのである。例えばビールを売る時を考えていただきたい。

ビールは通常、同アイテムであれば、中身は同じなので、どこで買っても味は同じという先入観があるだが、売り方、tまり店頭での訴求方法によって価値の感じ方が大きく変化することに気づかねばならない。よってチラシに当店のビールはいつも7℃で冷やしており、美味しいビールをいつでもお持ち帰りできます!や、当店おすすめ魔法のビアグラスに注げば、ご家庭で生ビールが味わえます!というキャッチコピーを書くと、他店との差別化ができるのだ。

またある居酒屋では社長自らフグの仕入れに下関まで出向き、魚市場で一品一品吟味しながら競り落とし、その光景を写真に収めチラシに掲載して、素材に対するこだわりをPRして価値訴求をしている。ただ、フグがチラシに載るだけでは美味しいのかどうかが全くわからない。かといって激安1980円、と価格だけ訴えても粗利がけずられ、主力商品としての役割を果たさなくなってしまう。

主力商品はその店の看板商品でもあり、かつ収益商品でなければいけないので、いかにして価値訴求をするかが儲かるチラシが作れるかの大きな分かれ目である。ぜひ実践していただきたい。