レイアウトってどんなもの

レイアウトってどんなもの

スペースに何かを置けば、それでレイアウトをしたことにはなります。では、レイアウトの良し悪しはどのように決まるのでしょうか。

レイアウトとは何か

例えば部屋の模様替えの際は、どの家具をどこに置けばより暮らしやすくなるのかを考えます。食事を並べるときも、テーブルのどの位置にどの料理を置けば食べやすく、しかもおいしそうに見えるかを考えることでしょう。誰でも日常的に与えられた場所に何をどう置くのが最良なのかを考えた経験があるはずです。「空間に、何を、どのように配置するか。」これがレイアウトという言葉の意味といえます。

実はレイアウトは大規模な都市設計から、小さな名刺のデザインまで様々なものにかかわりがあります。これらはすべてそこで生活する住民の利便性、名刺ならば、従業員のコミュニケーションを円滑にする目的で作られています。レイアウトには多くの方法があり、正解はありませんが、重要なのは、目的にふさわしいレイアウトにすることです。

レイアウトは空間に何をどのようにおくかを考えること。快適で過ごしやすい部屋になるように家具の配置を考えることは、グラフィックデザインのレイアウトの基本的な考え方と共通している。

都市設計もレイアウトの一つ。そこで生活する住民や仕事をしている就業者の利便性を考慮してどこに何を建築するのかを決めていく。

名刺は使う人と受け取る人を橋渡しするコミュニケーションツールだ。名刺の持ち主がどのような人物であるか、正しく伝えるレイアウトが要求される。ショップカードのたぐいもお店の雰囲気を伝えることを第一に考える。

 

レイアウトの目的

レイアウトは目的が大切で、これをおろそかにしたものはレイアウトとは言えません。名刺という小さなカード一枚にしても、それを渡す人がどのような人で、受け取るのがどのような人なのかによって、レイアウトは変わります。例えばIT企業の名刺なら、テクノロジーや先進性を感じさせるレイアウトがよいでしょう。弁護士の名刺であれば、知性や誠実さが感じ取れるレイアウトでなくてはなりません。

「伝えたい情報をただしく、確実に伝えること」がレイアウトでは最も大切です。

適切にレイアウトすることにより「発信する側と、受け取る側の思いに食い違いが出ないようにすることが最大の目的」なのです。